8年の歳月 [My Life]
ちょっとだけ豪勢に、お花を購入。 花屋のショーケースの中で目に留まったのが、芍薬の花。
母の好きだった花って・・・ 確かちまちましたのだったと思う。 確か、勿忘草とか、みやこわすれ。
他に・・・とにかく小さな花が好きだった記憶が。 あ、すずらん水仙ね。
でも、ワタシにとっての母のイメージって、大ぶりの花なのね。 病気で太ってしまったと言うのもあるけど、なんとなく大きなおおらかな花がイメージ。 でもひまわりみたいな、『どーだー!』的な圧迫感ではない。 ふと芍薬に目が留まったとき、母を思い出した。 満面の笑みは、正に芍薬のようだったと思う。
今日も、毎年恒例となった、ビートルズの曲を流しながら、たまに涙を流し、色々語らいたいと思う。 美味しいちらし寿司、 楽しみにしとってな。
8年目にして、少しだけ時間が動き出した気がする。 色がうっすら戻ってきた気がする。 時が来たのかも知れない。 きっと、ワタシの中にある悲しみは、一生、死ぬまで、消えないと思う。 でもその悲しみを無理やり忘れる必要なんて無く、うまく付き合っていくしかない。 うまく付き合っていく方法が、わかりだしたのかもしれない。
なんとなく・・・いろんなことが吹っ切れ、 新しく一歩が踏み出せそうな気がする。 時が来たのかも、しれない。
お母はん、 あんたの声も今では思い出せなくなってきた。 でも、また、夢ん中で話そな。 そうしたら、きっとあんたの声、聞けるもんな。 楽しみにしとるわ。
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